【おすすめ楽器紹介!】沖縄音階のカリンバ

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「ラ」の音がない!?


 

皆さん、こんにちは!

ゆるマジメ!管理人の松尾 弥生(まつお やよい)です。

 

 

突然ですが、カリンバって知っていますか?

 

だれが言ったか知らないが「親指ピアノ」って呼ばれているあの楽器です。

↑このネタ知ってる人がいたら嬉しいな…〇耳アワー🕶

 

 

アフリカ生まれのこの楽器、日本人のわたしたちには少しなじみが薄いですよね。

演奏している人口も少ないと思います。

 

わたしも、初めて知ったときは「おもしろい楽器があるんだなぁ」くらいに思っていました。

 

 

でも、ほかの楽器とは一線を画すその独特な音に、ひそかに憧れを抱いていて

周りの人たちにも、カリンバの話をちょこちょこっとしていたのです。

 

 

そんなとき、カホンの師匠から

 

「この前、カリンバ欲しいって言ってたよね?」

「こんな楽器買うんだけど、一緒に注文する?」

「沖縄音階で作られているよ。」

 

と、メッセージが!!!

 

 

実はわたし…沖縄音階も好きなのです。

これもう、運命ですよね!そうですよね!笑

 

こりゃ便乗するしかないと、「欲しいです!」って二つ返事。

そして、2018年の12月半ばにおうちに迎えたのでした(^^)

 

 

…ということで!今回は、わたしが持っている沖縄音階のカリンバをご紹介いたします。

 

沖縄音階が好きな方、カリンバに興味がある方、珍しい楽器が好きな方はぜひご覧ください!

 

 

 


さっそく楽器をご紹介!


 

百聞は一見にしかず…

まずは、外観をご覧ください!

 

 

 

はい!こんな形をしています。

 

青、オレンジ、黄緑のビーズがついていて

中心には、目を惹くアフリカンなデザインの帯が!

 

このビーズは、弦に当たることによって、独特な倍音が鳴るため

あえて付けられているものだそうです。

 

 

倍音とは、一つの音のもつ周波数が2倍、3倍…上にある音のことです。

このような音を整数次倍音といいますが、ここでいう独特な倍音とは非整数次倍音=ノイズ音のことですね。

 

 

弾いていると、ビーズが弦に当たって「ジー」という音が鳴りますが、

このビーズは細い銅線についているので、不要な場合は簡単に離したり、取り外したりすることができます。

 

しかもこちらの楽器、特注品ということもあり、普通のカリンバにはついていないはずのプラグインがついています!

 

 

下のほうに、穴があるのが見えますか?

ここにシールドを差し込んでスピーカーなどの出力装置につなげば、音量が大きくなるので、ライブでも使えるようになるのです!

 

これは恐ろしく画期的ですよね…(褒めてます)

 

普段は、自宅マンションでもまったく問題なく弾けるような小さい音なのに。驚

作り手の愛が感じられる楽器です。

 

 


次に音色をご紹介!


 

では、どんな音がするのか、聴いてみましょう!

 

カリンバのところを1回クリックすると、動画が再生されます。

曲は「ひぐらしのなく頃に」より「You」です!

 

手にしてから1ヵ月経っていませんが、頑張ってカバーしてみました。

アレンジも演奏も、松尾が行っています。

 

https://twitter.com/mayo_tantakatan/status/1082263304356032512?s=09

 

心が洗われるようなヒーリング音、心地よいですよね。

 

そして、この曲では分かりにくかったかもしれませんが、

沖縄音階で作られているので、「ラ」の音が一切入っていません。

 

沖縄音階(琉球音階)とは、一般的に「ド」「ミ」「ファ」「ソ」「シ」の5音から成り立つ音階と言われていますが

これに「レ」を加えた6音の音階が、今日まで使われています。

いずれにせよ、「ラ」の入る余地のない音階のことですね。

 

ちょっぴりかわいそうですが、音階をただ順番に弾くだけでも、

沖縄の音楽を連想できるような味わいが生まれるのは、このおかげなのです。

 

アフリカ生まれのカリンバと沖縄音階の融合…

どちらも自然が豊かで独自の文化を持った場所…

 

合わないはずがありませんよね。

 

こんな素晴らしい楽器を作った方は、いったいどんなメーカーなのでしょうか…

 


メーカーは夢弦工房さん


 

これは、山形県東根市にある夢弦工房(Mugen Studio)というところで特注で作られました。

残念!沖縄県ではありません!笑

 

こちらは、カリンバだけでなく、弦楽器や万華鏡まで手作り販売されている、素敵な工房です。

 

代表の登本 貴夫さんは、製作のみならず、自ら演奏家としてライブ活動もされているようですね。

いつか、お会いしてみたいな…。

 

こんなにいい楽器を生みだしてくださって、感謝です!

大切に使っていきます。

 

夢弦工房さんのホームページはこちら

ぜひチェックしてみてください!

 

 


沖縄音階カリンバ!まとめ


 

今回は沖縄音階カリンバについて、書いてみました!

まとめると、

 

・「ラ」の音がない

・あえてノイズ音を出すためにビーズがついている

・ビーズは簡単に取り外すことができる

・プラグイン付きでスピーカーから音を出すこともできる

・山形県東根市にある夢弦工房さんが製作している

 

今後もカリンバで色んな曲をカバーしたり、慣れてきたら作曲もしていきたいと思います。

 

YouTubeにて、このカリンバを使ってディズニーの名曲をアレンジしていく企画を始めました。

目標は、今年中にアルバムの30曲をアップすること!頑張るぞ!

(この企画は早々に断念しました…。申し訳ありません汗)

 

沖縄音階カリンバの世界を、少しでも知っていただけたなら嬉しいです。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございます!

松尾弥生でした!

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